本?音楽?

October 18, 2016

Mario Brunello : 24 study days for cello

イタリアのチェリスト、
マリオ・ブルネロ氏(チェロを背負って登山されることでも有名?笑)が執筆された
チェロの教則本です!!

日本のプロオケのチェリストさんのtwitterでこの表紙を見かけて
それのみを手掛かりに探しました。

ネットで色々と探しましたが、よく見る海外の楽譜ショップには見当たらず
唯一検索にかかった見知らぬイタリアのショップで購入しました。
 
ホームページの表記が全てイタリア語なのでかなり不安でしたが
なんとか手元に届きましたよ〜

イタリア語版と英語版があります。
少し小さいですが、
本の写真の下の文字がショップにリンクしています。

本の中身はまだ全部は見ていませんが、
とても24日で終了できるようなボリュームではありません!!汗

ロングトーンの練習方法などは分かり易く、
ご本人がレクチャーしているyoutubeの動画もあります。


 
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Mario Brunello " 24 study days for cello "


mu_623 at 21:07|PermalinkComments(0)

June 24, 2015

徒然草 第百五十段

吉田兼好の時代あるいはそれ以前、芸能の起源からの真実でしょうか。
吉田兼好さんに言い切っていただけて有難いです(^.^)

【原文】

能をつかんとする人、
「よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。
  うちうちよく習ひ得て、さし出でたらんこそ、いと心にくからめ」と
常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。

未だ堅固かたほなるより、上手の中に交りて、毀り笑はるゝにも恥ぢず、
つれなく過ぎて嗜む人、天性、その骨なけれども、
道になづまず、濫りにせずして、年を送れば、
堪能の嗜まざるよりは、終に上手の位に至り、徳たけ、人に許されて、
双なき名を得る事なり。

天下のものの上手といへども、
始めは、不堪の聞えもあり、無下の瑕瑾もありき。
されども、その人、道の掟正しく、これを重くして、放埒せざれば、
世の博士にて、万人の師となる事、諸道変るべからず。

徒然草第百五十段 対訳 


mu_623 at 17:29|PermalinkComments(0)

October 30, 2013

無伴奏チェロ自習中・・・

Bach : Cello Suites NO.2 Prelude

難しすぎます!・・
CDで聞いている分にはNO.1と趣が変わって
「新しい曲が始まった」という気持ちが生じるのですが、
弾いてみると「意味が分からない」
大変申し訳ありませんが。

フレーズの切れ目も分からず焦ります。
頼るのは先人の知恵。

まずは、以前図書館でお借りしたコチラ。今回はY○MAHAさんで購入しました〜

私とほぼ同じ「素人目線」から切り込むNO.2
この本では
《冒頭の三つの音から生まれる悲嘆が肺腑をえぐる。》
と始まります。
確かに明るい曲ではないことは明らかですが
(2音目すでにmollの減3度)
その後の展開を辿っていくと「肺腑をえぐる」とまではいかがなものか。

悩みながら音符を辿って弾いていた私の音を聞いて娘は
「大審院の判例みたいで主語と述語が分からない曲だね」と。

大審院は明治時代にできた最高裁判所の前身で、
その判決文例のように一文が異常に長く句読点が無いとのこと。
確かに!

盛り上がりは何となくは分かるものの
どこで息継ぎをすれば良いのか、色合いが変わるのか
あるいは変わらないのかが訳分かりません!(涙)

 そしてもう一冊の投資はコチラ↓

1小節ずつ懇切丁寧に解説してくださっています♡
けれどもそれを読み解く素地が無い・・(爆)

曰く《appoggiatura:倚音》《ゼクエンツ》等々。
音楽の知識を「超絶」お持ちの方々には言わずもがなな用語が頻出。
徐々に頭の中が痺れてまいります・・・

それでも何かひとすじの啓示でも得られないかと読み進みますと
「このプレリュードはいわば歌謡的とでも言いましょうか。
 1番のように床(バス)と天井(ソプラノ)がはっきりしておらず、
 綿々と紡がれる旋律のようです」

との一文で、我が意を得たりとちょっとホッとしたり。

「そっか〜歌謡曲なんだ〜」と楽観的に部分部分の意味合いにはこだわらず
全体を感じようと思った訳です。(これでいいのか??)

なにせあと14日あるので焦らず練習します。
(そしてレッスン2日前にお尻に火がつきます!!)

もう一冊最近購入した本は

おススメです。
レイトスターターのみなさん。
自分の体は自分で守りましょうね〜〜〜♪

mu_623 at 18:57|PermalinkComments(0)

October 03, 2013

クラシックはおいしい〜アーティスト・レシピ



食欲の秋! 天高く馬肥ゆる秋!!
そして芸術の秋♪

貴重なさんまも美味しいし、
するめいかも捌こうとすると吸盤が手に吸い付きます♡

寒くて暗い冬に向かっているのですもの
栄養を蓄えるのは自然の理に適っております!!

というわけでおすすめのこの本。

料理好きの著者、音楽評論家の伊熊よし子氏が世界の著名演奏家と交流する中、
彼等の演奏、インタビューや民族などのバックボーンからイメージされた料理を50種類。
インタビューのエピソードなどとともにレシピが紹介されております。

登場するアーティストは・・・

チェリストではヨーヨー・マ、ミッシャ・マイスキー、ロストロポービッチ。

指揮者では小澤征爾、マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリニストでも)、
ゲルギエフ、こばけん、サイモン・ラトル、ズービン・メータ、大野和士etc.

他にもヴァイオリニストにピアニスト、声楽家の方々なども登場します。

ほんの一例。

マルタ・アルゲリッチ〜元気が出る出る細切れ肉のビーフシチュー
ミケランジェリ〜ひと粒ひと粒が濃厚な味わい、パスタ・ボロネーゼ

などなど。
有名どころの名前を見た後にレシピを見て
「やっぱりね!」と思うか
「そうきたか!」と思うか。

今、私が一番気になっているレシピは
ポーランドのピアニスト、クリスチャン・ツィルメルマン氏の
「こだわり人間の逸品、揚げごぼうとかつおと豆腐の和風サラダ」
です♡

各アーティストのおすすめCDも挙げられているので、
料理を味わいながら音楽も味わえれば至福の一時に違いありませんね〜♪



mu_623 at 19:24|PermalinkComments(0)

May 31, 2013

改めて基礎!

発表会が終わって反省しきり(T_T)
練習方法も「振り出しに戻る」状態です。

左手然り。座りかた然り。その他諸々・・・。

懐かしの
新しいチェロ奏法
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や、札幌在住のチェリストさんのブログで発見した
フィンガネス・エクササイズ
などを読み返す日々・・

ちなみに、いずれの本も絶版ですがAMAZONで中古本を購入しました♪

mu_623 at 10:03|PermalinkComments(2)TrackBack(0)