June 2015

June 24, 2015

徒然草 第百五十段

吉田兼好の時代あるいはそれ以前、芸能の起源からの真実でしょうか。
吉田兼好さんに言い切っていただけて有難いです(^.^)

【原文】

能をつかんとする人、
「よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。
  うちうちよく習ひ得て、さし出でたらんこそ、いと心にくからめ」と
常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。

未だ堅固かたほなるより、上手の中に交りて、毀り笑はるゝにも恥ぢず、
つれなく過ぎて嗜む人、天性、その骨なけれども、
道になづまず、濫りにせずして、年を送れば、
堪能の嗜まざるよりは、終に上手の位に至り、徳たけ、人に許されて、
双なき名を得る事なり。

天下のものの上手といへども、
始めは、不堪の聞えもあり、無下の瑕瑾もありき。
されども、その人、道の掟正しく、これを重くして、放埒せざれば、
世の博士にて、万人の師となる事、諸道変るべからず。

徒然草第百五十段 対訳 


June 20, 2015

次曲候補

発表会が終わって少々気の抜けた生徒に次曲の曲目がメールされてきました。


Beethoven Cello Sonata No.2 !!


想えば遠くへ来たもんだ。。

Beethovenは何故かご縁がないと思っていました。 
もちろん聴くのは大好きですけれど。

「当たって砕けろ」なのかしら 。

大好きなduoの動画がありました。
11月にこのduoで来日されますね〜
行かなくちゃ!

 

June 14, 2015

発表会終了

発表会へお運びくださいました皆様。
本当にありがとうございました。

今年の発表会は先生がステージのある会場にしたいというご希望で、
会場選びから始まりました。

会場に使わせていただきたいと思った教会にはツテもなく、
ドキドキで飛び込み状態でお伺いしたのです。

宗教関係の施設なので勝手がわからず難しいかと少し心配でしたが、
歴史ある教会の懐の深さか本当にご親切にしていただきました。

バックヤードとして使わせていただけるスペースが広々としていて
アンティークで素敵な建物でした!(あたたかい季節は)
そして内装や調度品に多く木材を使用していて天井も高いからか、
音響に暖かみを感じる素晴らしい空間でした。
無伴奏チェロ組曲の似合う会場だと思います。
実際、4番を全曲弾いた学生さんがとても弾きやすかったと話していました。

自分の演奏に関してはまだまだでした。。

今回の発表会では私が最年長(‼︎)で
同年代以上の方々からお褒めや労いの言葉を多くいただき、
やり残し感がある自分としては申し訳ない気持ちになります。

ただ、音量があったというお言葉を数名からいただいたのは、
毎回先生からボウイングについてご指導いただいた成果かもしれないと
嬉しく思いました。

前回までの発表会から比べると準備にかける時間が圧倒的に少なくなり、
演奏に関する完成度のポイントが限られてきています。
今回はボウイングには集中しましたが、
音程や音楽の構成にまで完成度を高める余裕がなく反省しています。

もし次回発表する場を与えていただけるのなら、
これ以上レベルを下げてしまっては聞いてくださる方に失礼です。
時間と気持ちの余裕(と体調管理)を作り出す工夫が必要です。

今回、舞台袖で副科の学生さんが
「チェロは緊張するわ〜」とおっしゃっていたのが印象的でした。
舞台経験豊富な学生さんでも、ご自分の専門分野外だと緊張なさるのですね(^.^)

それにしてもヴィラロボスに参加できなかったのは残念の一言でした〜
来年はアンサンブルに参加できます様に。。。
 


June 12, 2015

LESSON 129-130

2回のピアニストとのレッスンは、
主にピアノとの掛け合いのタイミング確認とボウイングでした。

タイミングについてはチェロのパート譜の休符中に
ピアノのアウフタクトの♩を書き込む事でピアノを聞いて入れるようになりました。
あとは私が間違った時にピアニストが合わせてくださっているようです(汗)

ボウイングに関して。

冒頭のテーマ部分の音程を取るために、
メロディを弾いてくださるピアノの音を集中して聞きながら
ノンビブラートで弾いていたところ、
先生が「私がこの5年間聞きたかった音はこの音です!」
と感激してくださいました。
私としては音色云々よりひたすら音程に集中していたので、
自分の音色がどんなだったか、どのようなボウイングだったかなど
記憶がありません。。。
ただ音がハッキリと聞こえるようにゆっくりのボウイングで
弓を使う量が少なかった事は覚えています。
この後もう一度インテンポでピアノ伴奏と合わせましたが、
さっきのボウイングは再現できなかったようです(涙)
ビブラートをかけると弓が安定しないし音程が聞き取りにくくなるので
テーマと終結部は試しにノンビブラートで弾いてみる事にします。
 
LESSON129の前に2度目の鍼治療を受けて
急激に血流が良くなって運動後の筋肉疲労の様なだるさを感じます。 
治療前の冷えて硬化した状態よりはるかに快適ではあるのですが、
左肩の疲労感が強いので長時間の練習は避けました。
また痛みが出ては元も子もありません。

プログラムの印刷やら打ち上げの連絡やら、
事務仕事を終わらせる事に集中して当日を迎えます。 

June 08, 2015

◯十肩。。。

今日、生まれて初めて体に鍼を刺しました。。

昨年の秋頃から左の肩を開くとチクっと痛みがあり、
◯十肩だろうな〜、いつかは治るらしいぞ。
と様子見していました。

春になって動かした時に痛みが出続けていても、 
家族の引越しがあったりしたからな〜、とまたまた様子見。

そのうち発表会も近づき必死の練習が始まると
動かしていない時もシクシク痛い。
肘と手首にも痺れが出てきました。

たまたま友人もゴールデンウィークに急に肩が動かなくなり
鍼で動くようになったという情報が!

日常生活はなんとか誤魔化せるですが、
7ポジのBからハーフポジションのBに戻りきれなかったり
ヴィヴラートがちょっと厳しくて
少しでも改善すれば、、と鍼灸の治療院へ初めて参りました。

左半身の脛から手の甲、手首、肘、もちろん肩、首筋にかけてと
20カ所ほど鍼を刺していただきました。
やっぱりチョットはチクっとするんですね(^^;;
脛の数カ所と肘が特に痛かった。。というか響く感じ。
肩の一番痛むところには電気鍼かな?
パルスが来る処置を10分ほど。

痛くて自分で揉んでいたところに大体鍼を刺していたので、
やはり経絡だったんですね。

鍼灸の先生に土曜日が発表会と伝えると、
練習しないといけないんでしょう?とテーピングもしていただきました。
あとは手の甲の小指と薬指の間と親指の下の手首、肘の前側にシールの鍼を貼った状態です。
発表会の前、木曜日にもう一度お世話になります。

先生曰く、急に痛くなってすぐ治療すれば治りは早いんだよね〜
ジワジワ痛くなって、そのうち治るだろうと治療しないと
治りも遅い、、と。

それでも治療後は、このところ冷えが酷かった肩がポカポカ。
動かさなければ肩や肘を意識することも少なくなり、
ちょっとホッとしました!

皆さんも◯十肩。ご用心〜

mu_623 at 18:39|PermalinkComments(0)チェロ | つれづれ