March 2015

March 05, 2015

LESSON 123

弓のレッスン

今日はエチュードではなく弓のレッスンから始まりました。
 
以前、先生に紹介したチェロ弓グリップを学生さんや先生も試しているそうです。
「指が滑ったりしないので楽ですね。でもグリップを外した時にどうなるでしょう?」
とのこと。それは私も心配です〜

重音のボウイングを見ていただいたところ、手首の柔らかさはOKとのこと。
親指は弓を押し上げる方向ではなく、
横の方向に自由に動くようにというアドバイスでした。

【全音で音階を弾く】
・ダウンボウでcresc.ほんの少し弓先が下がるように弾くとcresc.しやすい。
   cresc.する時も弓の速さは一定。速くならない。
・アップボウでdim.急激にdim.しない。弓をコントロールする。
・ダウンからアップ、アップからダウンの弓の返しで音が途切れないように。
・pppからfffへ。大きく変化させる。 

【弓の切り返しの練習】
ダウンからアップ、アップからダウンとも、弓の1/3程度で練習する。
・弓を返す前に準備をする。

【呼吸】
全音で音階を弾くときの呼吸を意識してみる。
弓を返す前に息を吸う?
あるいは弓を返す前に息を吐き始める?
何れにしても弓を返すときと呼吸は「同時」ではない。
どのタイミングがしっくり来るかは人によるかも。


Dotzauer 27

ほぼOKとのこと。
スラーを切っても良いのでもう少しゆっくりのテンポで弾くと
重音の音程を正しく弾ける。(聴ける)
次回のレッスンではやりませんが、自宅でゆっくり弾いてみてくださいとのこと。

次回は一つ飛ばしてNo.29。
アスペジオの練習です。
 
Brahms: Cello Sonata no.1-1

(264)からの音程が取れません、とお伝えすると
私が思いもよらなかった指番号を書いてくださいました。
 
「ここは弓のレッスンでやったレガートの練習ができますね。
    そしてビブラートの練習も。ずっとビブラートをかけ続けてください。
    同じポジションでは常にかけられます。ポイントは親指の力を抜くこと。
    親指をネックから外しても良いです。」とアドヴァイスいただきました。

(91)の3-4拍目のスラーに注意。アップボウで重く移弦する。

(134)あたりから 先生がピアノパートを弾いてくださってドキドキの掛け合い部分。
 (たぶん)
同じメロディをチェロはピアノの1拍先で弾くのですが、
  なんとかクリアできてちょっと嬉しい♪

(195)からの指を書き込んでいただいているうちにタイムアウト。
 若干指指定未確認の部分が残っています。。。。



新しいエチュード
イタリアのチェリストMainardiのエチュードです。

7 Studi brevi 
 
603345











全曲、♯や♭無しです。曲中に臨時記号でちょくちょく出てきますが。
ポジションと左指の練習っぽくて、調性がなさそう(汗)
1曲目のIntroduzineから、
"molto arco, alla corda staccato ma temuto"や
"armonici ben tenuti sebbene staccati"
等々の指示が結構出てきます。
音楽用語の(イタリア語の?)勉強になりそう。

Mainardiといえば、バッハ無伴奏のこのCDが記憶にあります。
thumb
 






















かなりゆっくりなテンポなので、
通常CD2枚組の無伴奏バッハ全曲集が3枚になっているそうです。
雨と休日オンライン
で試聴できます。
ペレーニ氏の先生でもあるようですね。