June 20, 2015

次曲候補

発表会が終わって少々気の抜けた生徒に次曲の曲目がメールされてきました。


Beethoven Cello Sonata No.2 !!


想えば遠くへ来たもんだ。。

Beethovenは何故かご縁がないと思っていました。 
もちろん聴くのは大好きですけれど。

「当たって砕けろ」なのかしら 。

大好きなduoの動画がありました。
11月にこのduoで来日されますね〜
行かなくちゃ!

 

June 14, 2015

発表会終了

発表会へお運びくださいました皆様。
本当にありがとうございました。

今年の発表会は先生がステージのある会場にしたいというご希望で、
会場選びから始まりました。

会場に使わせていただきたいと思った教会にはツテもなく、
ドキドキで飛び込み状態でお伺いしたのです。

宗教関係の施設なので勝手がわからず難しいかと少し心配でしたが、
歴史ある教会の懐の深さか本当にご親切にしていただきました。

バックヤードとして使わせていただけるスペースが広々としていて
アンティークで素敵な建物でした!(あたたかい季節は)
そして内装や調度品に多く木材を使用していて天井も高いからか、
音響に暖かみを感じる素晴らしい空間でした。
無伴奏チェロ組曲の似合う会場だと思います。
実際、4番を全曲弾いた学生さんがとても弾きやすかったと話していました。

自分の演奏に関してはまだまだでした。。

今回の発表会では私が最年長(‼︎)で
同年代以上の方々からお褒めや労いの言葉を多くいただき、
やり残し感がある自分としては申し訳ない気持ちになります。

ただ、音量があったというお言葉を数名からいただいたのは、
毎回先生からボウイングについてご指導いただいた成果かもしれないと
嬉しく思いました。

前回までの発表会から比べると準備にかける時間が圧倒的に少なくなり、
演奏に関する完成度のポイントが限られてきています。
今回はボウイングには集中しましたが、
音程や音楽の構成にまで完成度を高める余裕がなく反省しています。

もし次回発表する場を与えていただけるのなら、
これ以上レベルを下げてしまっては聞いてくださる方に失礼です。
時間と気持ちの余裕(と体調管理)を作り出す工夫が必要です。

今回、舞台袖で副科の学生さんが
「チェロは緊張するわ〜」とおっしゃっていたのが印象的でした。
舞台経験豊富な学生さんでも、ご自分の専門分野外だと緊張なさるのですね(^.^)

それにしてもヴィラロボスに参加できなかったのは残念の一言でした〜
来年はアンサンブルに参加できます様に。。。
 


June 12, 2015

LESSON 129-130

2回のピアニストとのレッスンは、
主にピアノとの掛け合いのタイミング確認とボウイングでした。

タイミングについてはチェロのパート譜の休符中に
ピアノのアウフタクトの♩を書き込む事でピアノを聞いて入れるようになりました。
あとは私が間違った時にピアニストが合わせてくださっているようです(汗)

ボウイングに関して。

冒頭のテーマ部分の音程を取るために、
メロディを弾いてくださるピアノの音を集中して聞きながら
ノンビブラートで弾いていたところ、
先生が「私がこの5年間聞きたかった音はこの音です!」
と感激してくださいました。
私としては音色云々よりひたすら音程に集中していたので、
自分の音色がどんなだったか、どのようなボウイングだったかなど
記憶がありません。。。
ただ音がハッキリと聞こえるようにゆっくりのボウイングで
弓を使う量が少なかった事は覚えています。
この後もう一度インテンポでピアノ伴奏と合わせましたが、
さっきのボウイングは再現できなかったようです(涙)
ビブラートをかけると弓が安定しないし音程が聞き取りにくくなるので
テーマと終結部は試しにノンビブラートで弾いてみる事にします。
 
LESSON129の前に2度目の鍼治療を受けて
急激に血流が良くなって運動後の筋肉疲労の様なだるさを感じます。 
治療前の冷えて硬化した状態よりはるかに快適ではあるのですが、
左肩の疲労感が強いので長時間の練習は避けました。
また痛みが出ては元も子もありません。

プログラムの印刷やら打ち上げの連絡やら、
事務仕事を終わらせる事に集中して当日を迎えます。 

June 08, 2015

◯十肩。。。

今日、生まれて初めて体に鍼を刺しました。。

昨年の秋頃から左の肩を開くとチクっと痛みがあり、
◯十肩だろうな〜、いつかは治るらしいぞ。
と様子見していました。

春になって動かした時に痛みが出続けていても、 
家族の引越しがあったりしたからな〜、とまたまた様子見。

そのうち発表会も近づき必死の練習が始まると
動かしていない時もシクシク痛い。
肘と手首にも痺れが出てきました。

たまたま友人もゴールデンウィークに急に肩が動かなくなり
鍼で動くようになったという情報が!

日常生活はなんとか誤魔化せるですが、
7ポジのBからハーフポジションのBに戻りきれなかったり
ヴィヴラートがちょっと厳しくて
少しでも改善すれば、、と鍼灸の治療院へ初めて参りました。

左半身の脛から手の甲、手首、肘、もちろん肩、首筋にかけてと
20カ所ほど鍼を刺していただきました。
やっぱりチョットはチクっとするんですね(^^;;
脛の数カ所と肘が特に痛かった。。というか響く感じ。
肩の一番痛むところには電気鍼かな?
パルスが来る処置を10分ほど。

痛くて自分で揉んでいたところに大体鍼を刺していたので、
やはり経絡だったんですね。

鍼灸の先生に土曜日が発表会と伝えると、
練習しないといけないんでしょう?とテーピングもしていただきました。
あとは手の甲の小指と薬指の間と親指の下の手首、肘の前側にシールの鍼を貼った状態です。
発表会の前、木曜日にもう一度お世話になります。

先生曰く、急に痛くなってすぐ治療すれば治りは早いんだよね〜
ジワジワ痛くなって、そのうち治るだろうと治療しないと
治りも遅い、、と。

それでも治療後は、このところ冷えが酷かった肩がポカポカ。
動かさなければ肩や肘を意識することも少なくなり、
ちょっとホッとしました!

皆さんも◯十肩。ご用心〜

mu_623 at 18:39|PermalinkComments(0)チェロ | つれづれ

June 06, 2015

LESSON125-128

家族の引越しやらあれやこれやでレッスン記録を書いていませんでしたが、
発表会へ向けてのレッスンは受けておりました(^^;;

曲は年頭から練習していたブラームスのチェロソナタNo.1の1楽章です。

前々回のレッスンでピアニストと初合わせしました。
この曲は随所にテーマの追いかけっこをピアニストとする箇所があり、
意識しすぎると止まってしまいます。。

拍子感が安定するまではあまりピアノの音に集中せずに
自分の拍をしっかり取らねばならないのですが、 
この曲はピアノが美しい〜のでホントはじっくり聴きながら弾きたいのです。

あと2回の合わせでどこまでピアノを聴けるようになれるか、楽しみです。 

また、レッスンを通じてずっと指摘を受けているのはレガートです。
レガートするためには必要なフレーズ分の
5mでも10mでも長い弓があれば良いのですが無理なので (笑)
弓が繋がっているかのように
「弓の返しによる無駄なアクセントを無くした ボウイング」
を毎回いろんな角度から練習方法などのアドヴァイスをいただいました。

ボウイングについてはずっと悩み続けていきそうなきもしますが、
p.でレガートを弾く感覚はちょこっとわかってきたかも。

全くの基本ですが、オバケの手(力を抜いて手首から先がダラーン)状態をキープして、
弦と弓の角度と位置を正しく直角にしていると、弓の返しの変なアクセントは消えます。 

この感覚は新鮮。

レッスンはあと2回ピアニストと。
あー!ピアノの音と美しくハモりたいっ!! 

May 06, 2015

ミュージシャンとして充実するために必要なたった5つのこと。

大変ご無沙汰しております。
急激に暑くなった日の夜に外出し
その寒暖差で喉風邪にやられておりました。

みなさんはお変わりありませんか?

そんなこんなで鬱々と過ごす日々。
たまたま出会ったブログの記事です。

「◯◯のために必要なたった◯つの事」
的な記事をよく見ますが内心
(そんなに単純に言い切っちゃって〜)とか
(それは当たり前の事じゃない〜?)
などと思っています。

その辺を割り引いて見ても、
この記事には今の私に『!』と響く点がいくつかあったので
シェアさせていただきます。

中でもすぐにできそうなのが下の第一項目。

1.今日中にできる小さいけど現実的な目標を決めること


「いい音」「正しい音程」など
遠大なる理想に日々取り組んでストレス感じまくるより(汗)
「できる事」を目標に日々取り組む方が建設的ですよね〜

というわけで昨日は10小節暗譜しました(笑)

元記事


ミュージシャンとして充実するために必要なたった5つのこと。


April 24, 2015

ベンジャミン・ザンダー「音楽と情熱」

今日、ラジオを聴いていて偶然出会った動画です。
Boston Philharmonic Youth Orchestraの指揮者で音楽監督をなさっている
ベンジャミン・ザンダー氏のスピーチです。

プレゼンテーションのお手本として取り上げられることが多いようですが、
クラシック音楽を愛し、親しむ者にとってももちろん、
心に響くスピーチです。

 ベンジャミン・ザンダー「音楽と情熱」


April 09, 2015

ヒストリカルロジン

というものを買ってみました。
もちろん、手持ちの松ヤニはありますとも!
3個ほど。。

今回購入した松ヤニは、

手持ちの松ヤニは、、
*クロネコ
t2911317631199







*メロス スティッキー
_SX466_

















*ギョーム アルミ缶
Unknown 











こんな風に並べてみると、自分の物欲が恐ろしくなってきます(汗)




気を取り直して。

最近はクロネコを使うことが多かったのですが、
ヒストリカルロジンを塗ったら音がクリアになりましたよ〜!
そして適度な引っかかり具合。
と、私には感じられました。 

April 08, 2015

LESSON 124

久々のアップです。。
先生がヨーロッパへ行かれてレッスンがなかったもので
ご無沙汰してしまいました。
新年度とともに帰ってこられた先生とのレッスンです。

【弓について】

弓の持ちかたは基本的に中指・薬指・そしてその2本の指と反対向きにholdする親指の3本で支えます。
ダウンボウの時は小指、アップボウの時は人差し指に重心が移動し、その他アーティキュレーションでも小指と人差し指を使います。

私の場合、中指の第2関節が弓に密着していないとのことです。
中指・薬指の第2関節は弓に密着した状態で常に弾くこと。
という課題が出ました。


マリア・クレーゲルのチェロの弾き方レッスンのDVDが良かったとおっしゃっていました。
これでしょうか?

Maria Kliegel: Schott Master Class Cello - Trailer
英語ですが。。涙 


Dotzauer 29

*アルペジオの練習
*コードを読み解く。
   durの3度は低めに、mollの3度は高めに取る。
*弓の移弦は曲線を描く滑らかな動きで。
   あまり駒に寄りすぎない。
   移弦しても弓の位置を一定に保つ。
 (左手に意識がいくとついつい右手の動きがデジタルになるのです。。)
*弓は全弓使い、空気感を奏でる。

Mainardi :7 Studi brevi -1

マイナルディが生徒の練習のために書いた曲集です。
目的があって書かれた曲ですから、その目的を理解しなければ練習する意味がありませんね。
演奏にあたっての指示が色々と書かれているのですが、イタリア語(涙)
翻訳サイトなどで調べてみても今ひとつ意図を酌むことができません。
先生からいただいた指示を思い出して記します。

* メトロノームを使って はじめは♩=66くらいで
* 曲全体の指示:marcato=音符の長さを保ってはっきりと
  はっきりと発音した後、力を抜いてよく響かせる。音を止めないように。
* molto arco, alla corda staccato ma tenuto= 弓毛を常に弦と接してスタカート&テヌート
*3) 20世紀の人なので無調性な部分で音程が難しい。
  (私は半音高く弾いていました。汗)
*5) spiccato leggaro=スピカート(弦でバウンドさせる弾き方)で軽く優美に
*7-8) pからの♪のcresc.=1音ずつ階段のようにcresc.する。弓を使う分量も比例させる。
*10-11,12-13,14-15)の3回の繰り返し。偶数小節での〈 〉をキチンと。
*20) 3音目の後拍のfをはっきりと
*下の楽譜。2拍目から⚪︎のフラジオマークがあるのに音程はミが出てきて
 意味がわからなかったのですが、楽譜の音程の場所に左指を置いて出たフラジオを
 弾くのだと言うことでした。
P_20150409_133337_LL_2

しっかりと理性を保って(笑)練習せねば!

Brahms: Cello Sonata no.1-1

*テンポが揺れているので、たまにメトロノームを使って練習する。♩=56-60
*C弦F♯の音程をしっかり。
*ブラームスやロマン派の曲は♩.♪の♪は重く長く弾く。
*♪も16分音符もすべてビブラートをかける練習。
*1-4をビブラートをかけ続けて弾くのは難しい。親指を外して手首を下げ気味に。
*26,28) 跳躍。上の音へ行く時はまず左手先行。位置が決まってから発音する。
 若干遅れても構わない。
*43)までp。44〜cresc.

1楽章で3ページと1/3あるのですが、今回は1ページしか進めませんでした〜 


March 05, 2015

LESSON 123

弓のレッスン

今日はエチュードではなく弓のレッスンから始まりました。
 
以前、先生に紹介したチェロ弓グリップを学生さんや先生も試しているそうです。
「指が滑ったりしないので楽ですね。でもグリップを外した時にどうなるでしょう?」
とのこと。それは私も心配です〜

重音のボウイングを見ていただいたところ、手首の柔らかさはOKとのこと。
親指は弓を押し上げる方向ではなく、
横の方向に自由に動くようにというアドバイスでした。

【全音で音階を弾く】
・ダウンボウでcresc.ほんの少し弓先が下がるように弾くとcresc.しやすい。
   cresc.する時も弓の速さは一定。速くならない。
・アップボウでdim.急激にdim.しない。弓をコントロールする。
・ダウンからアップ、アップからダウンの弓の返しで音が途切れないように。
・pppからfffへ。大きく変化させる。 

【弓の切り返しの練習】
ダウンからアップ、アップからダウンとも、弓の1/3程度で練習する。
・弓を返す前に準備をする。

【呼吸】
全音で音階を弾くときの呼吸を意識してみる。
弓を返す前に息を吸う?
あるいは弓を返す前に息を吐き始める?
何れにしても弓を返すときと呼吸は「同時」ではない。
どのタイミングがしっくり来るかは人によるかも。


Dotzauer 27

ほぼOKとのこと。
スラーを切っても良いのでもう少しゆっくりのテンポで弾くと
重音の音程を正しく弾ける。(聴ける)
次回のレッスンではやりませんが、自宅でゆっくり弾いてみてくださいとのこと。

次回は一つ飛ばしてNo.29。
アスペジオの練習です。
 
Brahms: Cello Sonata no.1-1

(264)からの音程が取れません、とお伝えすると
私が思いもよらなかった指番号を書いてくださいました。
 
「ここは弓のレッスンでやったレガートの練習ができますね。
    そしてビブラートの練習も。ずっとビブラートをかけ続けてください。
    同じポジションでは常にかけられます。ポイントは親指の力を抜くこと。
    親指をネックから外しても良いです。」とアドヴァイスいただきました。

(91)の3-4拍目のスラーに注意。アップボウで重く移弦する。

(134)あたりから 先生がピアノパートを弾いてくださってドキドキの掛け合い部分。
 (たぶん)
同じメロディをチェロはピアノの1拍先で弾くのですが、
  なんとかクリアできてちょっと嬉しい♪

(195)からの指を書き込んでいただいているうちにタイムアウト。
 若干指指定未確認の部分が残っています。。。。



新しいエチュード
イタリアのチェリストMainardiのエチュードです。

7 Studi brevi 
 
603345











全曲、♯や♭無しです。曲中に臨時記号でちょくちょく出てきますが。
ポジションと左指の練習っぽくて、調性がなさそう(汗)
1曲目のIntroduzineから、
"molto arco, alla corda staccato ma temuto"や
"armonici ben tenuti sebbene staccati"
等々の指示が結構出てきます。
音楽用語の(イタリア語の?)勉強になりそう。

Mainardiといえば、バッハ無伴奏のこのCDが記憶にあります。
thumb
 






















かなりゆっくりなテンポなので、
通常CD2枚組の無伴奏バッハ全曲集が3枚になっているそうです。
雨と休日オンライン
で試聴できます。
ペレーニ氏の先生でもあるようですね。